全身状態の評価
治療における全身状態の評価をテーマとした講習会に参加してきました。会場は春日部の市民文化会館でした。ロビンソン百貨店が閉店したため周囲も閑散としていて寂しいですね。併設する図書館も高校生以来に入ってみました。高校の帰り道にたまに寄ってみましたがこちらはあまり変わっていませんでした。
講演内容としては、患者様の全身状態に対応した歯科治療をいかにして安全に行うかを解説していただきました。 私も普段から気を付けていますが、患者様におかれましては歯科治療は想像以上にストレスのかかるものです。
このストレスが、血圧の上昇や心拍数の増加、体調不良などを引き起こす可能性があります。また、全身の基礎疾患のため多くの薬剤を服用されている患者様がほとんどです。
そのため、処置を開始する前の体調の確認、服用薬剤の確認と服用状況、必要があればバイタルサイン(血圧、脈拍、酸素飽和度など)を確認しながらの処置の必要性の判断が必要です。
講習会においては、実際に循環器障害などの問題がおきたときの対処法などを含めた解説が行われましたが、講師の先生もお話になっていましたが、おこさないことが大切で、処置の開始前に患者様としっかりお話することが重要だと再認識しました。