救命講習会
救命救急講習会に参加しました。 春日部市消防本部から講師がいらして、講義と実習を行いました。 講義の内容で印象的なこととして、春日部市では救急車の依頼(119番通報)があってから現場に到着するまで平均8.5分かかるそうです。これは全国平均と同レベルのようですが、一秒でも早く到着できるよう心がけておられるそうです。
この8.5分のあいだに救命措置ができることで救命率が上昇しますので、必要な処置として「心肺蘇生法(CPR)」と「AED」の使用について実習を行います。
写真は、一緒に参加した方のものですが、マネキンの胸骨圧迫を30回、あわせて気道確保し人工呼吸を2回の繰り返しを2分間おこないます。マネキンの胸部も実際に近づけるために固くできていたこともあり私もふくめて皆さん真剣に汗だくになっていました。
AEDの使用方法の実習も行いましたが、AEDを使用するための準備を行う間も実際は心肺蘇生法を行わないとならないため、心肺蘇生を行っている人が中心となり周りの人への指示(救急車をよぶ、AEDをもってきてもらうなど)をすることが重要になってくるそうです。
当院も、AEDを設置していますが、電池や消耗品の定期点検が重要だと感じました。使う機会が来ないことを願っていますが、準備は大切です。