妊婦と歯科治療講習会
先日、「妊婦と歯科治療」と題した講習会に参加してきました。講師は東京歯科大学市川総合病院産婦人科教授 高松 潔 先生です。東京歯科大学は、歯科大学なんですが、千葉県市川市に総合病院も運営しています。我が家もお世話になりましたが、慶応大学医学部出身の産婦人科教授です。
歯科大学病院の産婦人科ということもあり、妊産婦の方へのお口のなか、歯科の治療に関して豊富な知識と経験をお持ちです。いままでも、個人的にテキストなど妊産婦の方への治療や注意すべき点などは独学しておりましたが、知識の整理とあたらに知ることも多く参考になりました。
たとえば、今まで自分が持っていた考え方を補完するものとして「妊娠初期より以前の薬の投与」については男性もその影響の対象となること。つまり男性側への影響についてです。さらに、調査によると妊婦さんは自分のお口のなかよりも、むしろ生まれてくる子供のお口のなか、歯に、より興味が強く向いていることを知ることができました。
今まで、妊婦さんが健診などで、来院していただいたときにお伝えする説明についての参考になりました。もう少しお子さまのお口の成長についてお話しできたらと考えています。